アラサー男子がしいたけ占いに救われた話

勇気を出して、自分の実力以上のこともちゃんとやろうとしてきた。ただ仕事などを請け負うのではなく、自分なりに新しいプロジェクトをつくっていくような意思を持って、周りを面白くするために体も張ってきた。そして、あなたはプロが背負わなければいけない「自分で何とかしていくしかない」という責任の上での冷や汗もちゃんとかいてきました。

それをやろうとしてきたあなたは本物です。他人にはわからない影の努力もちゃんとしてきたのです。

 

 

2020年下半期のしいたけ占いにこう書かれていた時 私は泣きそうになった。


様々な事を我慢して、自分の多くの時間を犠牲にして、しかし会社からは評価されず、周りにも自分の努力を褒めてくれる人もいない、私の8年間の社会人生活は今振り返るとそんな言葉で言い表せる。

もちろん俺は寝る時間を削って頑張ったとか、そんな下らない根性論を持ち出す気は全くない。むしろ私は根性論は嫌いな方だ。

しかし、実績はきちんと残してきたからこそずっと誰かに褒めてもらいたかったのである。

 

 

ちなみに今更だが、しいたけ占いというのは しいたけ. さんという占い師の方の占いで【VOGUE GIRL】に毎週月曜更新される12星座占いが掲載されています。

voguegirl.jp

(実は毎週月曜はこの占いを結構楽しみにしてます。)

 

冒頭の文章は、2020年の蟹座の下半期の占いでの内容を一部抜粋したものである。

 

8年間を振り返って

24歳で入社して以来、自分なりにがむしゃらに働いてきた。

飲食店の店長として、数字がわからなければ営業終了後に勉強し、前日売れて仕込みがある日は翌日は早く出勤する。アルバイトの子に効率よく仕事をしてもらう為の工夫や、部下の成長の為に本を読み問題集を作ったり、一覧表等を作成し何ができているのか、何が出来ていないのかを一緒に把握し、伸ばす為に仕事を与えたり、アルバイト一人一人と面談をしその子が今何に興味があるのかとか、仕事でわからない点や嫌な点等も聞いたりと自分なりに努力をしてきた。

 

これを言ってしまうと、矛盾してると突っ込まれるかもしれないが敢えて言うと、この努力は決して会社の為ではない。アルバイトや部下が少しでも成長してくれればと思って自分の時間を削り、周りの為に時間を使ってきたものである。

 

こう書くと偉そうに聞こえるかもしれないが、決してそういう事ではなく、責任感を持って仕事に取り組んでいたと私は胸をはって言いたい。

 

あなたの仕事の効率が悪いんでしょ?と言われてしまえばそれまでだが、皆が出来ない事が出来る様になれば最終的に自分を助け、将来的には会社の利益、財産にもなるので組織に属する人間として末端の社員として地道に努力してきたと言いたいのである。

 

組織の中での評価とは何なのか

私は大手企業で働いた経験もなければ、一流企業で働いた経験もない。

そういった企業は人事評価に関しては、きちんと数字化されていて、きちんと人事部との面談等があり決められたな評価項目があるのだと思う。(おそらく)

 

しかし、飲食業界(私がいた会社)は 数値化 されていない部分も多いのではないだろうか。

もちろん全ての評価を数値化する事は出来ないし、してほしくもない。

数字が全てではないと私自身も思っている。

 

しかし、組織内での評価とはいったい何なのか。

望んでもいないのに優劣をつけられて、そこに納得いかない者や、退職する人間まで出てくる。給料が見合わないや、何であの人は大した仕事もしていないのにあんなに給料を貰っているんだ、等の不満が至る所に溢れている。

 

かくいう私もその内の1人だ。

 

会社からしたら数字の実績では大したものを残せていないかもしれない。

しかし、会社の将来の財産となる人材の育成には不器用で効率が悪いながらも一生懸命に取り組み部下の昇進にも尽力した。

こういった人材の育成 人の部分に関しては数字として表れにくい部分である。

 

 

だからこそ、9月の現在勤めている店舗の閉店と共にに2つ下の役職迄下がる 降格 というのが納得できないでいるのである。

 

しいたけ占いに全て救われた

そんな納得がいかず、悶々と過ごしている日に冒頭で紹介した文章が書かれていたのである。たまらずに少し泣いてしまった。

 

誰にも褒められず、誰にも評価されず、自分はこの8年間何をやってきたのか、何の為に働いてきたのか、自分のやってきた事に意味はあったのか。

それを全て文章にし、褒めてくれて、お疲れ様でした、とそう優しく言ってくれたのがしいたけ占いだったのである。

 

それで全て報われた気がしたし、俺は間違っていなかったんだと思えた。

いや、間違っていなかった。

そう思わせてくれる、全てを肯定してくれる占いであった。

 

9月14日からの運勢

そして9月14日からの1週間の運勢はこのようになっている。

 

「自分の存在だけじゃなくて、もっと大きいものを色々と引き受けてきた」ところがあったのです。つまり、ここまでの蟹座は「自分のこと以上に、他人や周りのため」に手を貸そうとしてきたところがありました。何でそんなことをやったか。それは、後悔しない未来をつくっていきたかったから。だから、あなたはできるだけ正直に周りに接したと思うのです。甘えるところは甘えたかもしれないし、厳しく言わなければいけないところは厳しく言ったり。それで、周りにガッカリされることもあったかもしれない。だって、正直な自分の意見を言わなければいけなかったから。先週あたりから、あなたの「支えてきた期間」は終了してきて、今週も「自分を回復させる期間」にあたります。

 

これを見てほっとした自分がいると同時に、もう休んで良いんだなという思いから何とも言えない清々しい気持ちになった。

 

そして最後は

 

安心感を取り戻していくときです。本当に最近までお疲れさまでした。自分を回復させていってくださいね。

 

この上ない言葉で締めくくられていた。

私が何よりも会社に言って欲しかった言葉なのかもしれない。